ウッドデッキと違う タイルデッキ の魅力とメリット、デメリット
皆さん、こんばんは。
滋賀県長浜市の地域密着型工務店『シークホーム』の山﨑です。
今回のテーマは「 タイルデッキ 」です。
皆さんは、デッキ部分を検討されていますか?
デッキとは、アウトドアリビングの場としてリビングやダイニングの前庭につくった外部スペースのことです。室内と高さを合わせてることで室内からの空間に広がりをあたえてくれるなど様々なメリットがあります。
定番はウッドデッキですよね。
シークホームでも多くの住宅でウッドデッキを施工させて頂いております。
しかし、今回はウッドデッキとは少し違ったものを施工したいとお考えの方必見のタイルデッキをご紹介させて頂きます。
■ タイルデッキ とは
タイルをコンクリートなどの土台に張り付けて施工したもののことを言います。
■ タイルデッキ のメリット
□ 耐久性が高い
タイルデッキは劣化しづらいのが特徴のデッキです。耐摩耗性もあり比較的長く使っていただくことができるのでおすすめです。また、万が一タイルが劣化した場合もその部分だけを交換すればいいだけなので比較的費用も少なくすみます。
タイルは、重たいものを落としたり鋭利なものでたたいたりしない限り割れることもほとんどありません。
□ メンテナンスが楽
ウッドデッキのように劣化防止のペンキを塗るなどの作業がないのも特徴のひとつです。
メンテナンスをより楽にしたいならグレー系や落ち着いた明るさのベージュ、ブラウン、ブルー、グリーンなどの中間色のタイルを選ぶと白っぽい汚れは目立ちにくいのでおすすめです。
また、タイルデッキは掃除方法がとても簡単です。
□ 掃除方法
砂埃:水で流す、ほうきで掃く
土汚れ:ブラシを使って水洗いする
水洗いで取れないしつこい汚れ:中性洗剤を薄めてこすり洗いして水で流す
ただし“白華現象”というものにはご注意ください。
タイルデッキでは白華(はっか)と呼ばれる現象がかなりの確率で発生します。白華が起こると、目地部分から白い生成物が浮き出してきて、タイルが白く汚れたようになります。この白い汚れは成分も無害ですし、白華が起こってもタイルの強度にはまったく問題はありません。
しかし、白華を放置していると汚れが酷くなっていく原因になるので定期的なお手入れをすることをおすすめします。この汚れは、酸性洗剤で落とすことが出来ます。
□ 豊富なデザイン
タイルデッキは、高級感のあるデザインが特徴です。また、600角のタイルなどを使用すれば広々とした解放感ある印象を与えてくれます。
また、タイルはシンプル無地なものに加えて、木目、大理石、テラコッタなど種類も多くサイズも様々です。別の色を組み合わせたりして自分好みのデザインをつくり上げることができるのもタイルデッキのメリットになります。
■ タイルデッキ のデメリット
■ 斜め加工や曲線型が不向き
豊富なデザインをメリットにあげていますが、斜めに切ったり曲線に加工することに関しては不向きな部分があります。
■ コストがかかる
ウッドデッキに比べて、タイルデッキの費用は高いです。しかし、ランニングコスト(設備を維持するために必要となるコスト)やメンテナンスなどプラスの要素も大きいので、費用に対するタイルデッキの性能は悪いものではないと思います。
■ 滑りやすい
雨や雪でぬれると滑りやすいので注意が必要です。しかし、タイルデッキは乾きやすい素材ではあるのでデッキブラシで雪を払いのけたり雑巾で表面を拭くなどしてから使用すれば安心です。
■ デッキ の種類
デッキはウッドデッキとタイルデッキ、大きく分けて2種類あります。タイルデッキは先にご紹介しておりますのでウッドデッキについて簡単にご紹介します。
■ ウッドデッキ
ウッドデッキは、天然の木からつくられた木材や樹脂からつくられたもので床をつくり、リビングなどと連続した造りとなっているものをいいます。
ウッドデッキの特徴は、部屋を広く見せることができます。また、アウトドア用のテーブルやいすなどを置くちょっとしたカフェ空間を演出することができ、家族の新たな憩いの場として暮らしを豊かに出来ます。
ウッドデッキについて、詳しくは下記ブログで紹介しております↓↓
■ デッキ以外の外部スペース
今回はタイルデッキについて詳しくご紹介しておりますが、家と外をつなぐ空間として他にもこんなスペースがあるのでご紹介させて頂きます。
□ベランダ
ベランダは、建物から張り出した屋根のある屋外スペースのことです。
階数は関係なく柵で囲まれているのが特徴で、2階に設けられる洗濯を干すスペースがベランダと思いがちですが、実は1階でも屋根があればベランダと言えます。
□バルコニー
バルコニーは建物から張り出した屋根のない屋外スペースのことです。
2階以上に設けられ手すりがついているのが特徴で、建物から突き出したような形をしているものと、下の階の屋根部分を利用したもの(ルーフバルコニー)の2種類があります。
□テラス
テラスは1階にある建物から突き出しているスペースのことです。
屋根があるものとないものがあり屋内の床と同じ高さが特徴です。“庭の延長”という感覚でカフェなどのテラス席をイメージするとわかりやすいと思います。
デッキと似た印象がありますが、違いはデッキは“室内の延長”として設置されますが、テラスは建物の外を彩る“庭の一部”として造られます。
■ シークホームおすすめの タイルデッキ
シークホームではLIXIL タイルデッキ を施工させて頂きました。
このタイルデッキは、コンクリートの土台ではなくアルミ基礎構造となっており施工を“簡単”にする新構造デッキです。
特徴としては、床下換気口をふさがないのでにフロア面の高さまで設置可能!窓から出る際によりフラットな状態にしてくれます。他にもデメリットにあった「滑りやすい」「白華現象」にも対応しております。
まず、LIXIL タイルデッキ は一般的なタイルデッキに比べて滑りにくいように設計されています。
そして、上質感あるアルミ形材の目地を取付けるので白華現象の心配も必要ありません。アルミはステンレス同様に錆びにくい素材なので長く使っていただくのにおすすめです。
■ タイルデッキ のまとめ
今日は、タイルデッキについてご紹介させて頂きました。
タイルデッキのメリットやデメリットを知ってもらいましたが、どんな人に向いているのかを最後にご紹介させて頂きます。
■ タイルデッキ が向いている人
〇メンテナンスフリーを求める人
タイルデッキの大きなメリットである“メンテナンスフリー”は、普段からお忙しい方やお掃除やお手入れが苦手という方におすすめです。また、一般的にウッドデッキを取り付けている住宅のほうが多いので他の家と差別化したいと思う方にもピッタリだと思います。
■ タイルデッキ が向いていない人
〇木のぬくもりを求める人
タイルの素材は、粘土などを主原料としているのでウッドデッキの木の温かみはありません。しかし、自然の風合いという意味では、タイルデッキでも質感などを十分に楽しんでいただけると思います。
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今回ご紹介したリクシルのタイルデッキは、大判しようになっているので広々とした空間を演出できます。また、1800N/m2の荷重にも耐える安心強度です。これは1㎡あたり約180㎏乗っても大丈夫ということです。新雪の1㎥なら十分な耐久性があります。
家づくりで外部スペースにワンポイント入れたいあなたはタイルデッキを検討してみるのはいかがでしょうか。
以上お読みいただきありがとうございました。
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