Columnコラム

一般的な家の広さはどれくらい?広さを考えるうえで気をつけることもご紹介!

一般的な家の広さはどれくらい?

注文住宅を建てる際に最初に考えることになるのが、「家の広さ」です。

一般的にはどれくらいの広さなのでしょうか。

今回の記事では、この疑問を解決していきます。

長浜市・米原市・彦根市周辺でこのような疑問をお持ちの方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

□一般的な家の広さはどれくらい?

実は、国土交通省は、一戸建ての広さに関して「最低でもこれだけは欲しい」という指数である最低居住面積水準を定めています。

また、「これくらいあると十分だ」という指数である誘導居住面積水準も定めています。

この水準は人数ごとに変わります。

一般的な家の広さ

人数最低居住面積水準誘導居住面積水準
3人40㎡100㎡
4人50㎡125㎡

ただし、これらの数字はあくまでも目安です。

長浜市や米原市は都会に比べ土地が安く広い区画に建てることもあって、少し広めの傾向があります。

もちろん希望するライフスタイルによって変わってきます。

□家の広さを制限する「建ぺい率」と「容積率」をご紹介します!

*建ぺい率とは?

建ぺい率は、「土地全体の広さに対する建物の面積の割合」です。

ここで、建物の面積は、上空から建物を見たときの面積(水平投影面積と言います)であると考えてください。

水平投影面積

建ぺい率は、「(建物の面積÷土地の面積)×100」で求められます。

たとえば、土地が80坪で、建ぺい率が50%であったと仮定しましょう。

この時、建物の面積は40坪以内に抑える必要があります。

建ぺい率は60%~80%であることが多いです。

建ぺい率図解

*容積率とは?

容積率とは、「土地全体の広さに対する建物の延床面積の割合」です。

なお、延床面積とは、各階の床面積の総和です。

「(延床面積÷土地全体の面積)×100」で求められます。

ここで、土地面積170㎡(51.4坪)、建ぺい率60%、容積率200%の場合を想定してみましょう。

この場合、まず建物の1階の面積は最大102㎡以下となります。

▷ 170㎡(土地面積)×60%(建ぺい率)=102㎡(1階の最大面積)

そして、1つの階層の面積を102㎡としたとき、容積率が200%であるこの場合、1階102㎡・2階102㎡・3階102㎡の3階まで建てられることになります。

▷ 170㎡(土地面積)×200%(容積率)=340㎡(合計の最大面積)

▷ 340㎡(合計の最大面積)÷102㎡(1階の最大面積)=3.33… ⇒ 最大3階まで!

このように、建ぺい率や容積率は建物の大きさに制限を与えます。

割合は土地によって異なるので、まずはこの数値を確認することで、土地と建物のバランス等を検討していきましょう。

□まとめ

家の広さを考える際は、まずその土地の「建ぺい率」と「容積率」を押さえ、実現不可能な設計を考えてしまうことのないようにしましょう。

その後は居住面積に関する国土交通省の数値を参考にしつつ、希望する間取りが実現できるような家を考えていきましょう。

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