上棟式 とは?お施主様の挨拶やご祝儀などポイントをご紹介!
上棟式とは?施主様の挨拶やご祝儀などポイントをご紹介!
皆さん、おはようございます。
滋賀県長浜市にある
シークホームの山﨑です。
今回は、シークホームで行う
上棟式 についてと一般的に気
になる施主様の挨拶や現場に
携わる方へのご祝儀などにつ
いてご紹介させていただきます。
地域や会社により上棟式の内容が
異なっている場合もありますので
依頼した会社に確認が必要です。
■ 上棟式 とは?
上棟式 とは、家屋の守護神と大工の神を祀って、棟上げを無事に終えられたことに感謝するとともに、最後まで工事の安全を祈る儀式です。棟上げ式とも呼ばれます。神恩に感謝すると同時に、施主は建築現場の関係者に料理やお酒をふるまったり、手土産やご祝儀を渡したりするなどして、労いの気持ちを表します。
※ちなみに木造住宅の建築工事では、最後に屋根の上部に木材を架け、柱・梁・屋根といった家の骨組みになる部分の工程が完了します。この最後に組む木材が「棟木」と呼ばれているため、骨組みを最後まで作りあげることを「棟上げ(むねあげ)」と呼びます。
シークホームでは、家屋の護神であります「工匠(たくみ)の神」に幣串(へいぐし)などを奉納し、御家の永久の繁栄をお祈りする儀式です。棟上げ作業を棟梁が取り仕切り、神主さんは参加しません。当日、お施主様に1日お付き合いいただくことで、棟梁や職人さんとコミュニケーションをとる最初の機会でもあり、平面的な基礎から立体的な建物になる重要かつ感動的な1日です。
■ 上棟式 はいつ行うのが良いのか?
上棟式は、お施主様と工務店、棟梁の都合に合わせて決定いたします。一般的に縁起を担ぎ、大安や友引または先勝などの吉日を選びます。
■ 上棟式 は誰が参加するのか?
上棟式には、お施主様と弊社スタッフ、棟上げを行う工事関係者が参加します。棟上げは、棟上げの指揮をする棟梁(1名)、住宅が建つまで管理を行う現場責任者(1名)、棟上げをする大工・鳶などの職人(5~9名)、建材を移動させるレッカー運転手(1名)で合計8~12名程度で行います。
※建物規模により人数が決まります。
■ 上棟式 の流れとご準備品
●四隅のお清め
工事に先立ちお施主様より建物の四隅に御神酒、塩、洗米にて工事の安全を祈願いただきます。
ご準備品
・御神酒(地鎮祭の御下がり)
・塩、洗い米
●朝礼
工事を安全にとり行うにあたり、現場監督や棟梁から挨拶をします。また、お施主様よりご挨拶を頂戴しております。御神酒を振舞い(ごく少量)、乾杯し上棟を祝います。
ご準備品
・御神酒、湯のみ(紙コップ)
●午前作業
午前中は、土台に柱を取り付ける作業などを行います。建物が徐々に立体的になっていきますのでごゆっくりとご見学ください。また、午前10時頃に休憩をとります。
ご準備品
・ジュース、コーヒーや茶菓子など
●昼食
ご準備品
・幕の内弁当など
・飲み物(お茶)
●午後作業
午後からは、屋根の骨組みまで作業を行います。家の形が1日で出来上がり感動です。午後は3時頃に休憩をとります。後片付けを行い、最後に家屋の護神であります「工匠(たくみ)の神」に幣串などを奉納(取り付け)し作業を終了します。
※住宅の大きさによっては、2日間に分けて作業を行う場合もございます。
なおらい(宴会)については、宴会護の事故などを考慮し棟梁、職方ともご遠慮申し上げまております。
■ お施主様の挨拶について
棟上げの作業開始前に朝礼を行います。朝礼を行う際にお施主様からも御挨拶をいただいておりますが、どんな言葉をかければいいか分からないと思う方もいらっしゃると思います。式として初めて会う現場監督や職人たちに話をするのは緊張するかもしれませんが長く話す必要はないので挨拶の要点を簡単にご紹介します。
上棟式の挨拶のポイントは、
です。職人たちに工事での安全第一とねぎらいの言葉と感謝の気持ちを伝えることです。
●お施主様挨拶の例文
皆さんおはようございます。施主の○○です。
今日は工務店様及び関係者様にご尽力賜り、無事上棟式を迎える事が出来ました。大変感謝しております。来年○月に完成するのが待ち遠しいかぎりです。なお、工事中はお怪我や事故などないように十分気をつけて、作業を進めて頂きたいと思っております。本日は、宜しくお願い致します。
上記の例文は、丁寧な言葉で記載しておりますが、お施主様の自分なりの言葉に変えて職人たちに労いの言葉をかけていただくのがとても良いのではないかと思います。
■ 上棟式 でのご祝儀などについて
ご祝儀は上棟式に参加する現場関係者の人数分だけ必要になります。お祝いを兼ねたおもてなしとしてご祝儀のお渡しをご検討される方は、HMや工務店によって金額を決めているところもありますのでご相談してみてください。
上棟式では、ほかにも昼食やお菓子・飲料水、手土産など棟梁・現場責任者におもてなしすることがあったりするので出費として少し多くなります。ネットで検索をするとご祝儀を渡さないならば上棟式なんてしない方がいいと記載があったりしますが、ご祝儀は基本的に「気持ち」ですので、絶対に渡さなければならないものではありませんので、渡さないと常識外れとして見られるという訳ではありません。
■ 上棟式 のまとめ
今回は 上棟式 での当日の流れやお施主様の挨拶、ご祝儀などについてご紹介しました。
当日は、昼食やお菓子・飲料水、手土産にご祝儀などを棟上げを無事に終えたことに感謝するとともに、最後まで工事の安全を祈ることやおもてなしという意味も含めてご準備されてもいいのではないでしょうか。
また、お施主様の挨拶は安全第一とねぎらいの言葉と感謝の気持ちを自分なりの言葉でお話しいただければ問題ございません。
時間としては、1~2日かけますがマイホームが平面から立体に変化していくことを楽しんでいただけると思います。
以上お読み頂きありがとうございます。
住まいに役立つブログも配信中なので合わせてお読みいただくと参考になるかと思います。
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