新築注文住宅で失敗しない/ 屋根 の形とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介!
新築注文住宅で失敗しない/ 屋根 の形とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介!
皆さん、こんばんは。
滋賀県長浜市にある
シークホームの山﨑です。
本日は新築注文住宅を
建てる際に役立つ 屋根 ・
屋根材の種類やメリット・
デメリットをご紹介させて
いただきます。
1. 屋根 の種類
切妻 屋根
世間一般でいう「三角屋根」のことです。
【メリット】
・水はけがいいので雨漏りのリスクが少ない
・コストが安い(初期導入・リフォームともに)
・雪が落下する場所が予測できる
※形状により軒先側から雪が落下します。
(ただし落ちる量は集中する)
【デメリット】
・妻側(ケラバ側)の壁面に太陽光や
雨水が当たりやすいため、劣化しやすい
寄棟 屋根
寄棟は4方向に傾斜面がある屋根です。
切妻に次いで多い屋根の形です。
日射や雨などの影響をやわらげれるため、
長期的な住宅保護の観点では最も優秀な
屋根です。
【メリット】
・全方向に面があるため、耐風性が高い
・雨量、雪量を分散させることができる
【デメリット】
・コストの負担が大きい
・工期が長くなる
半切妻 屋根
屋根上部から途中まで寄棟屋根の形状です。
名前の通り、半分切妻の形の屋根のことをいいます。
別名:はかま腰屋根・隅切り屋根・ドイツ屋根
【メリット】
・建築基準法の高さ道路斜線制限に
引っかかる場合に用いることで室内
面積を変えず家を建てることができる
・ドイツ風なおしゃれなデザイン
【デメリット】
・切妻屋根に比べて構造が複雑なので
雨漏りのリスクが上がる
片流れ 屋根
片流れ屋根は1面だけで傾斜した屋根です。
コストを最重視する上では最もおすすめ
できる屋根です。
【メリット】
・窓を高い位置に取り付けることが
できるので部屋が明るくなる
・ コストが安い(初期導入・リフォームともに)
・スタイリッシュなデザイン
【デメリット】
・耐風性が低い
・雨樋の負担が大きい
・日照時間が少ない
陸 屋根
屋根勾配のない平面な屋根です。
別名:平屋根(ひらやね)・フラット屋根
【メリット】
・屋上として活用できる
・メンテナンスが簡単
・モダンな印象
【デメリット】
・雨漏りのトラブルが起こりやすい
・定期的メンテナンスが必要
・断熱性が低く、室内温度が上がりやすい
差しかけ 屋根
切妻屋根の片方屋根の面を伸ばし
反対側の屋根の面を短くした屋根と
高さ違いが特徴的な屋根の形状です。
別名:招き屋根
【メリット】
・断熱性・通気性が高い
・耐風性が高い
・コストが安い
【デメリット】
・下の屋根が雨漏りする可能性がある
2. 屋根 材の種類
スレート
色・デザインが豊富で人気があり
普及率の高い屋根材です。
※今回は化粧スレートについて
記載させていただきます。
【メリット】
・軽量、耐震・耐火性がある
【デメリット】
・耐久、耐水性が低い
瓦
粘土を一定の形に固めて焼いた屋根材です。
「焼き物は人類が作った素材の中で最も
耐久性の高いもの」と言われている様に、
神社仏閣や城の瓦の葺き替えは大体100年
に一度です。遺跡で数千年前の瓦が出土する
事もあるくらい耐久性に優れている屋根材です。
【メリット】
・耐久性が最も高い
・メンテナンスを部分的に
行うことができる
【デメリット】
・重量があるため耐震性が低い
ガルバリウム
アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた、
耐久性に優れた鋼板です。
それまで普及していた金属屋根素材のトタンは
亜鉛メッキ鋼板でしたが、トタンにアルミを
加えて強くしたのがガルバリウム鋼板です。
【メリット】
・耐久、耐熱、耐震性がある
【デメリット】
・断熱性、防音性が低い
ちなみにシークホームでは「瓦」の人気が
あり、「栄四郎瓦」を使用しております。
3.屋根の組み合わせ
・寄棟屋根×日本瓦
→耐風性がアップする
・切妻屋根×ガルバリウム鋼板
→滋賀県北部の豪雪地域におすすめ
・片流れ屋根×スレート
→スタイリッシュかつモダンな印象に
屋根には様々な形があります。
あなたの理想の形や屋根の特徴、
メリット・デメリットを知り
後悔がない家づくりの参考に
していただければと思います。
以上お読みいただきありがとうございました。
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