Columnコラム

VOL.12 これからの家族のカタチ、「同居」から「近居」へ

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 今回は、親・子・孫たちが「ちょうどいい距離感での暮らし方」近年の傾向について書いていこうと思います。

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 近ごろの親世代は、定年し時間はあるものの寿命は延びまだまだ健康で元気「孫の顔は見たいし面倒もみたいが、自分の好きな事もしたい」と、祖父母としての立場もあるが、個人として残りの人生を楽しみたいという傾向があるようです。

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 一方、子世帯では子育てにかかる教育費などの負担は年々大きくなる傾向にあり、共働きが増えてきているように感じます。

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また、保育園待機児童の問題や凶悪犯罪からの見守りなど、時間的に金銭的にも子育てへの応援を必要としております。

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ある調査で「祖父母からの子育て支援があれは安心して任せられるか?」の問いに対して、6割の子世帯がYesと答えを出しており時間的・金銭的だけでなく、しつけなどの教育的上の観点からもその必要を感じていると考えられます。

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しかしながら、いざ「一つ屋根の下で暮らす二世帯住宅や敷地内同居は?」というと話は別のようです。

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二世帯住宅や敷地内同居は日々の手助けを借りながら生活は可能ですが、価値観の違いから生ずる嫁姑問題、双方のプライベートな時間の確保などデメリットも多く、近すぎて家族分裂ってことになりかねません。

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そこで双方にとって好都合なのは、適度な距離をおきながらお互いの生活バランスを保ちつつ、何かあったときには駆けつけられる距離に住まいを構える「近居」だそうです。

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しかも孫の面倒も見てもらえるとなれば、これは親・子世帯のどちらも「安心」でメリットがあるのではないでしょうか。

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ではこの「近居」とはどのような距離なのか。

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家族にとって便利な距離ということになりますので、同じ町内や同じ学校区など決められたものではありませんが、概ね車で30分以内ぐらいが近居だそうです。もしかすると時間ではなく精神的に安心できる距離なのかもしれませんね。

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とりわけ私の経験から言えば、奥様のご両親の方に近い「近居」もしくは「同居」が双方共に上手くやっている傾向にあるように感じる今日この頃です。

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