Columnコラム

VOL.14 交通事故より高い「寒い家」のリスク

 警察庁交通局の統計によると、平成27年に発生した交通事故は53万6899件。そのうち死亡事故は4028件で、

4117人が亡くなっており、その一方で、家庭内事故で亡くなる人が増えています。厚生労働省の人口動態調査では、

2015年に家庭内の不慮の事故で亡くなった人は1万3952人で、交通事故の3倍以上です。特に増えているのは入浴中

の溺死で、11年間で約7割増加しています。12月から2月にかけての時期は発生率が高く、冬に増加傾向がみられ、

その理由は「ヒートショック」にあるといわれています。

テレビのある居間だけをストーブやヒーターで暖かくし、廊下やトイレ・洗面、風呂は寒いという暮らし方を

されていませんか? そんな生活に潜むのは、ヒートショックによる健康への影響です。

冬は室内から外へ熱が大量に逃げていき、温度差が発生しやすくなります。暖房の効いた室内から寒い廊下や

トイレ、お風呂に移動した場合人間は大きな温度差のある部屋を行ったり来たりすれば血圧の急変動から脳卒中

や心筋梗塞を起こします。これがヒートショックです。

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モデルハウスびおハウス加納では、びおソーラーを搭載で、

太陽熱で空気を温めて床下に送り、蓄熱し、その輻射熱を

利用して床暖房をし、家中暖か。また性能の高い断熱材に、

複層ガラスや断熱性の高いサッシなどを採用し、暖房効率が

飛躍的によくなり、家の中の温度差はほとんどありません。

このように、これからの住まいをつくるのであれば、各部屋

の温度差を小さくすることが、根本的な解決方法だといえます。

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