Columnコラム

木造住宅には何年住める?寿命を伸ばすためにできることについてもご紹介!

「木造住宅を末永く住むにはどうすればいいかわからない」

このようにお考えの方は必見です。

この記事では、木造住宅の寿命を伸ばすためにできることについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

□木造住宅の寿命について

本来、木造住宅の骨格である“木”は、伐採されてから100年は木の強度が増し、300年を過ぎたくらいからは伐採時の強度に戻るといいます。このことから、強度的には十分なのですが、なぜ住宅は寿命を迎えるのでしょう。

その原因の一つ目は間取りです。

新築の際に最適を考えて建てた住まいでも、10年をひと区切りに生活スタイルがどんどん移り変わります。小さかった子供が成長して巣立っていったり、親の介護が必要になったりと10年20年30年先を見据えた間取りになっていないことがあります。

生活スタイルの変化によって建替えの必要性が出てこないよう、しっかりと将来のことを考えたプランニングを行うことが大切です。

そして、住宅設備の寿命がやってきます。

キッチンやバスルーム、トイレなどの水まわりが30年程度でその寿命を迎えます。30年のステージでは、“耐用年数を迎える”、“時代のものでなくなってしまう”という時期になってきます。

リフォームをするとなれば相当のコストがかかりますので、この機会に建替えを検討される方も多くいらっしゃいます。

その場合、この建替えをもって寿命となるので、住宅設備の寿命=木造住宅となりがちです。さらに外装のメンテナンスに相当な費用がかかってくることも、その拍車がかかる要因となっています。

木造住宅が30年が耐用年数とされてきた経緯にはこの様なことが原因にあるのかもしれません。

□木造住宅の寿命をより伸ばすためにできることについて

1【しっかりとした木材を使用する工務店を選ぶこと】

地域の気候風土や地元の材料を使用することで、末永く住み続ける住宅が出来ます。工務店のような、地元地域に密着した建設会社を選択されることが寿命を長くする近道かもしれません。

2【自分たちの50年後を見据えた住まいづくりを行う】

10年ごとに自身のライフスタイルは大きく変わっていきます。今流行りのスタイルばかりにとらわれてしまわないように、50年もの間、またはその先に訪れる変化に対応できる住まいをプランニングしていきましょう。

3【我が家を愛着あるものに】

人生の中で一番の大きな買い物が『住まい』だと言われています。住宅ローンは35年という長期の返済を強いられたりします。せっかくですから思いっきりこだわり、自慢の我が家とすることで、お掃除やメンテナンスの大切さを実感し、実践することができます。

自分でする日常のお掃除は、水漏れや虫害をいち早く気づく要因となり、素人では出来ないところはプロに任せるようにしましょう。その際に定期点検等をしっかりと行っている会社(工務店やハウスメーカー)は安心できます。

弊社にもアフターメンテナンス制度があります。家の購入を検討する際には、この制度があるか確認してみることをおすすめします。

以上3つの要点に注意し、末永い住まいづくりを行っていきましょう。

その昔は住まい3代100年の木造住宅とされていきましたが、近年は30年での建替えを行うスクラップビルドへ移り変わっています。せめて自分たちの50年先までをしっかりと見守ってくれる家づくりをしていきましょう。

□まとめ

寿命を伸ばすための3つのポイントについて解説しました。

シーク建設では、末永くお住まいいただくための木材の選定から、プランニングやアフターメンテナンスまでプロとして取り組んでおります。

木造住宅を検討している方はぜひ一度当社にご相談ください。

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