木造住宅にはデメリットもあるの?把握した上で木造住宅を検討しましょう!
「木造住宅のデメリットはどんなところか」
このようなお悩みをお持ちの方は必見です。
木造住宅のデメリットを知ることは、住宅を検討するうえでとても大切です。
この記事では、木造住宅のデメリットについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□木造住宅のデメリットについて
木造住宅の4つのデメリットについて解説します。
1つ目は、鉄骨造や鉄骨コンクリート造に比べて強度や耐久性が低いことです。
税務上定められている耐用年数で見ると、木造住宅は「22年」とされています。
対して、鉄骨造は「19〜34年」、鉄骨コンクリート造は「47年」と、木造住宅は中でも短いのがわかります。
しかし、どの構造においても、設計や暮らし方、メンテナンス次第で、建物の寿命は大きく変わります。対策の取りようで、耐用年数以上に長く住み続けることが可能です。
2つ目は、職人の腕によって仕上がりにばらつきが生まれてくるケースがあることです。
木造住宅の建築は職人さんの手で組み立てていきます。また、天然木材を使用するため、品質にばらつきも起きます。しかし、木材の温かさや手作業の味わいを楽しめるのも木造住宅の魅力です。自分の価値観に合う会社を選ぶことが大切です。
3つ目は、シロアリなどの害虫被害を受けることもあることです。
木材を用いるため、点検や日頃のメンテナンスを欠かさないとシロアリの被害に気づかず、構造体への侵食をさせてしまうことがあります。
新築の場合、防蟻工事を行っているので、10年程はほぼ心配はいりませんが、シロアリの問題は深刻化すると家の構造から再建築しなければいけない場合もあるため、防蟻材の再塗布等のメンテナンスは欠かせません。
素人では気づけない変化に対処するためにも、アフターフォローの体制が整っている会社がおすすめです。
4つ目は、燃えやすいことです。
木と鉄を比べ、燃えやすいのは木です。しかし、住宅建材のような分厚い木材は、しばらくは表面だけが燃えて、芯まで燃えるのには時間がかかります。
鉄は燃えはしないものの、高温にさらされると急激に強度を失って曲がってしまい、
やがて家の形を保っていられなくなり、家が崩れ落ちる可能性があります。
長く火に耐えることができる点では、鉄よりも木材のほうが優れていると言えます。
火災は出火させないことの検討から始まり、出火した場合は安全に避難ができるか?という点を検討する必要があります。
□日本の戸建住宅は木造住宅が圧倒的に多いことについて
日本の戸建て住宅は木造住宅が圧倒的に多く、全体の9割が木造建築でできています。
それは日本の気候風土にマッチしていたり、日本の文化や身体にやさしかったりと、多くの日本人がそれを知っているからです。
鉄やコンクリートで作られるようになったのは、せいぜい100数十年前からで、木造はデメリットもありますが、それ以上のメリットがあることがこの数値に表れています。
□まとめ
木造住宅のデメリットと木造住宅の国内シェアが高い理由について解説しました。
この記事が参考になれば幸いです。
当社は 長浜市・米原市・彦根市周辺で注文住宅を施工しています。
木造住宅の注文住宅を検討している方はぜひ一度当社にご相談ください。