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GWは山へ

GWの休みを利用して北アルプスの西穂高へ行ってきました。

今回の目的は山でのテント泊、テントを担いでの初登山です。

このテント泊ができると山から山へと縦走が可能となり、日帰りなどでは味わえないさらに山深いところへと行けるようになります。

とは言いましても通常の山行きと比べますと、荷物が大変なことになります。テントはもちろんのこと、寝袋や食料も日数分を詰め込みますとなんと18kgに・・・

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この重量は普段から運動をしていない私の身体にはとても厳しいものとなりました(笑)

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新穂高岳ロープウェイから登山道を1時間半ほど登ったところに穂高山荘(標高2367m)があり、そこに併設する幕営場が本日の宿泊所、鯉のぼりが泳いでました(‘ω’)ノ

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国定公園内の山では、どこにでもテントが張れるということはありません、こうした山小屋に隣接した幕営場がほとんどです。

もしもの時は山小屋に逃げ込めるし、食料だって買える、テント泊の初心者にとってはとてもありがたい場所でもあるのです。

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到着後さっそくテントを設営にかかり、強風よるトラブル発生!

なんとテント破損!!

ひやっーーーーーっ、

テントをたたんで山小屋に避難かっ、それとも風に飛ばぬようテントから一歩も離れないか・・・

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だましだましですがテントの修理をなんとかしまして、張ることが出来ました。

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私は普通のキャンプなどもしますが、雪上にテントを張るのは初めての経験、見ているだけで夜間はとっても寒そうですね(笑)。

案の定この日の気温は-2℃まで下がりました~(サム‐、涙)

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設営が終わり西穂山荘名物のラーメンを頂いて、登山の目的地である独標へ向かいます。

こんな山の中でラーメンが食べられるのはほんとありがたいです。

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西穂高山荘と小さな私のテント(左はし)と、バックにはどっしりとした焼岳。

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稜線にはもう雪がありません。左上端が本日目指す独標、岩だらけ・・・

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稜線では右を向いても左をむいても北アルプスの山々がステキです。

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強風が吹き荒れる天気でしたがとてもいい景色が目の前に広がりました。

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上高地の大正池と左の霞沢岳がこんな風に見えます。

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山の大自然にはいつも癒されます。

全国各地にパワースポットと云われるところがありますが、山はスポットというより全体がパワーで満ち溢れているように感じます。

古来より山が御神体という山岳信仰がある所以でしょうかね、

ほんと癒されます。

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雪上のテント泊は過酷の極みだろうと思っていましたが、気温-2℃でもテント&寝袋+ダウンジャケットは案外快適でした。

今回のことでいろんな経験ができましたので、ずいぶんと自信がつきました。

しかし大きな課題が・・・

それは普段の登山の倍以上の荷物を背負って行動ですね。

足腰がガクガク・・・(笑)

山のまた山の向こうに行くのには、まだまだトレーニングが必要です。

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電車や車や飛行機という乗り物ではこうした山の景色は見ることができません、自らの足で歩いてでしか行けない場所、それが「山」です。

そして、わたしたちの建築に利用している木はここにあります。

山という大自然の中で育まれる、木のこと、林業のこと、そこで暮らす動物たちや環境のこと知る事は、私たちの建築を知る一つでもあるのです。

知れば知るほど、材は大切に使いたいと思うのであります。

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ではまた、シークホーム 前嶌

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