雨の日の、土地について。
滋賀県長浜市でお客様の笑顔を シーク(=探求)する工務店 『シークホーム』の山﨑です。
2025年に入り、もう3か月も経ちました。
早いですよね。
3月に入りシーク建設では新築注文住宅の建築がスタートします。
今日は、地盤調査を行いました。
雨の強い中、職人さんには作業して頂きありがとうございました。
地盤調査とは
地盤調査とは. 建物などを建てる前に、その地盤がどの程度の建物の重さに耐え、沈下に抵抗する力(地耐力という)をもっているかを調べることです。
簡単に言うと家を建てた時に「沈む」のか、それとも「耐える」のかをチェックするわけです。
※地盤は、建物を支える地面のこと
地盤が弱い場合どうするのか?
地盤が弱い場合は『地盤改良工事』を行います。地盤改良工事では、弱い地盤を補強して建物が沈んでいかないようにします。
地盤改良工事とは
全文でも書いたとおり、地盤改良工事とは家を建てる地面が弱かった場合、建物を安全に支えるために杭やセメントを使って地面(地盤)の補強工事を行います。
家の基礎となる地面を、沈まない状態にする工事が『地盤改良工事』です。
地盤改良工事の種類
- 表層改良工法
弱い地盤が地表から2m以内で弱い場合、軟弱地盤の土とセメント系の固形材を混ぜ転圧して地盤を強くします - 柱状改良工法
住宅で一番多い施工方法と言われます。セメント系の固定材を地盤に注入し、柱上の強化地盤で建物を支える工法です。弱い地盤が地表から2~8mくらいの場合に多く使われます。 - 鋼管杭工法
戸建て住宅で使われることがほとんどないのが、金属製の鋼管で建物を支える方法です。地表から30mと幅広く対応が可能です。
地盤改良工事のそれぞれのメリット、デメリットは下記ブログにて紹介しています。
長浜市の土地は、
強い地盤と弱い地盤が積み重なるミルフィーユ層が多く見られます。
地盤調査では地表から5~10mほど掘り進めますが、この調査で結果が悪いと100万円前後の費用が地盤改良工事で使わないといけないという形になり、住宅予算が少なくなってしまいます。
それなら地盤が強い土地が良いと思う方が多いと思いますが、こればかりは調査しないと判断が出来ない為、『土地ガチャ』と言ってもいいかもしれません。
長年業務する職人さんからの情報
土地ガチャですが、職人さんに強い弱いで見分ける方法を聞いてみました。基本的にはないようですが、長年地盤調査をする上で長浜市は比較的に「国道8号線」より東に位置する土地は強い地盤があると感じるようです。
あくまで職人さんが施工される経験談なのでデータを交えたお話しではないのですが、地盤改良工事の費用を抑えたいという方は確率を上げる方法として「国道8号線より東」で土地を探してみるのも選択肢としてありなのではないでしょうか。
土地探しをしている皆さまの土地ガチャ、良い結果が出ることを祈っております。